留学生・学校を卒業した方へ　新型コロナに関わる特例措置・支援

2020年05月07日

〇留学生が在留期限を迎えてしまう場合どうするか
・引き続き日本で教育を受ける場合→「留学」への更新
※日本語学校での留学ビザは最長2年まででしたが、新型コロナの影響で2年を超えての更新ができるようになりました。資格外活動許可を取得すればアルバイトも可能。
・引き続き教育を受けない場合で就職→「就労ビザ」への変更
・引き続き教育を受けない場合で就職活動をする場合→「特定活動ビザ」への変更
※就職活動のための特定活動ビザは一年でしたが、新型コロナの影響で就職先が決まらない場合は一年を超えて認められます。資格外活動許可を取得すればアルバイトも可能。
・引き続き教育を受けない場合で帰国困難者→「短期滞在ビザ」への変更
※アルバイトはできません。

〇新型コロナウイルス感染症の影響で，本邦に入国できない生徒について，入学期を変更して，在留資格認定証明書の再交付申請をする予定だが，改めて全ての必要書類を提出しなければならないのか。
→原則として新たに認定証明を取らなければならないが、新型コロナの影響で3か月有効であった認定証明は当面の間6ヵ月有効になっています。

参考：日本語教育機関における新型コロナウイルス感染症への対応について
http://www.moj.go.jp/content/001315949.pdf

外国人留学生が利用できる支援等

【特別定額給付金】
住民基本台帳に記載されている人が対象、1人につき10万円給付されます。
外国人留学生も利用できます。
給付金の申請及び給付の方法
郵送、またはマイナンバーカードがある方はオンラインで申請します。給付は原則として申請者の本人名義の銀行口座への振込まれます。　郵送申請方式の申請受付開始日から3か月以内が申込期限になります。

10万円の給付金は外国人は受け取れるのか

【住居確保給付金】

離職や廃業なとで経済的な困窮状況にある人の家賃を補助する制度です。新型コロナ感染拡大によって、要件が緩和されました。新型コロナウイルスの影響で、失業、休職、自宅待機、収入が減ったフリーランスの人も対象となります。もちろん外国人も対象です。

卒業後内定が取り消された学生や、自分で生活費を稼いでいた学生も対象になる場合があります。

支給要件・支給額はお住いの地域によって異なります。支給期間は3か月、最大で9か月まで延長することができます。

「住居確保給付金」コロナの影響で家賃が払えない方（外国人でも利用できます。）

【オンライン授業活用による携帯電話の通信容量超過分の無償化等】
新型コロナの影響でオンライン授業が増えた場合、通信制限などで授業が受けれなくなる学生が出てくることを防ぐために通信各社が支援を提案しています。
NTTドコモ
25歳以下、５０ＧＢまで無料。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/04/03_00.html

KDDI
25歳以下、データチャージしたご利用分のうち50GB分まで、およびテザリングオプション利用料が無償化。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/04/03/4364.html

ソフトバンク・ワイモバイル
25歳以下、５０ＧＢまで無料

また学校によっては学校独自の給付を行っているところも多くあるので一度チェックしてみるといいでしょう。